(4/18)レスポール、ふたたび修理。 12月に修理して戻ってきたレスポール、1月と2月にBREATHで使ってみた。ナットとブリッジを交換したのでなかなかいい感じだけど、大きい音で鳴らすと何となく「接触悪い」感じ。。。大きい音でなければ、さほど気にならないんだけど。。。 2月のBREATHで、やっぱりどうしても気になった。それにトグルスイッチをセンターにしたとき、フロントかリアのボリューム、どちらかを0まで絞ると、ふつうなら音は出ないはずなのに、なぜかちょっと出るようになってきてる。あれ??? また同じ工房に持って行った。これこれこうだと説明した後、お店のアンプにつないで鳴らしてみると、、、あれ?ライブハウスやスタジオ、自宅ではあれほど気になったのに、特に何の異常もない感じ。。。音がそんなに大きくないからかな?こういうこと、割とよくあるなぁ。。。 「何ともないですねぇ。気にしすぎじゃないすか?」と職人さん。ちょっと待てやゴルァとばかり、熱弁を振るって説明する俺。。。 しぶしぶ、預かってくれた。配線をいちど外して銅線の端を剥いてから配線し直し、トグルスイッチを洗浄し、ポットのかしめ部分をかしめなおし、接点に導通が良くなるような素材を塗布する。。。めっちゃ地味な対策。いいです。とりあえずそれで。。。 2週間くらいして、その職人さんから「実は。。。」と電話がかかってきた。1990年代の中頃までに製造されたレスポールには、ボリュームポットに300kオーム、bカーブ、ロングシャフトのものが採用されているのだそうだ。ところがそのポットには少し問題があって、ボリュームを0に絞っても、完全に聞こえなくはならないのだそうだ。ふつうはアンプで相当大きい音にしないと気づかないのだそうだが、経年劣化している可能性もあるという。いやもう経年劣化っすよね。ちょいちょい弾いてない時期はあったけど。 翌日お店に行って実際に見せてもらったら、なるほど確かに。センターにしたとき音量が0にならなかったのも、どうやらそのせいみたいだ。じゃあボリュームポット交換?いや、ギブソンでは今はもう同じものを使ってないんだそう。えぇー?! 現行のレスポールに使われているボリュームポットは500kオーム、aカーブ。これに交換すると音質が少しトレブリーになっちゃうんだそう。。。どうしよっかなぁ。。。 予定された作業そのものは既に終わっていた。地味な工程を丁寧にやってくださったからか、ひとまず接触悪い感はなくなってる。しばらくこのまま使ってみようかなぁ。。。スイッチング奏法とかあんまりしないし。ユー・リアリー・ガット・ミーとか? エレキギターを修理に出しただけなのに、なんかすごく電気というか物理というか、そんな話をたくさんしたような気がする。まぁそれも楽しいか。 来月はまたレスポール使えるかなぁ。 |