(8/31)夏のおもいで。。。
うーむ、何というか、思い出に残るようなことも特にない夏だったというか、どうも日々の生活に押し流されている気がするような。。。てわけでもないか。。。
August 31, 2006 "エセRockerの独白"ブログより転載
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(8/3)憧れのロック姉ちゃん
ロック系の女性ヴォーカル、最近あんまり聴かなくなったけど、ひと頃はよく聴いていたかなぁ。 ジャニス・ジョプリン、ジェファーソン・エアプレイン、パティ・スミス。。。 日本だと、たとえば古くはカルメン・マキ & OZだったり、サディスティック・ミカ・バンドだったり、もうちょっと後になるとレベッカ→ジュディマリという流れがあったりするんだけども、、、日本でこういう音楽を聴く人は洋楽の、これらの源流にあたる流れを遡ったりは、しないのかなぁ。なぜか。。。 昔バンドのメンバー募集をしたとき、貼り紙に自分の好きな女性ヴォーカルを何人か書いたら「シェリル・クロウ」とか、「吉田美和」とか、そういうのはとっても食いつきが良かったなぁやっぱり。反対に、どの応募者からも全く反応がなかったのが「クリッシー・ハインド」。 ここ読んでくれてる人のほとんどが、やっぱり「?」なんだろうか。そうすかねぇ。 RCサクセションの『エリーゼのために』という曲の後半、清志郎がアドリブっぽくいろんなアーティストの名前を呼ぶところがある。そこに「♪あの娘が好きなプリテンダ~ズ」と出てきたのを聴いたのが初めて「プリテンダーズ」という名前を耳にした経験。その少し後に流行ったのが『誘惑のロックン・ロード』という、なんだか怪し気なタイトルの曲。タイトルも怪し気なら曲の出だしもなんだかショッカーみたいな声から始まっててかなり怪し気だ。かと思ったらヴォーカルはドスの利いた低い声でおよそ女性ヴォーカルっぽくない。最初に聴いたのがその曲だったので、ずっとプリテンダーズにはドスの利いたイメージがあった。 何年か後に"Don't Get Me Wrong"という、これはかなりポップな曲が流行って、その頃ラジオでライブの様子を放送したりしていた。"The Wait"みたいなパンクっぽい曲から、"Message of Love"みたいなちょっといい感じのリズムの曲、"Brass in Pocket"みたいなポップな曲まで、1時間の番組の中でいろいろ聴くことができて、それまでのプリテンダーズのイメージがいっぺんに変わってしまった。 「一度、ライブを見たいなぁ。。。。。。」 と思いながら、待てど暮らせど来てくれなかったアーティスト。その中にプリテンダーズも間違いなく入ってしまうんだなぁ。。。"Don't Get Me Wrong"のヒットから20年も経とうかという頃、ひょっこりプリテンダーズは日本にやってきた。絶対行こうと思って予定は開けておいたんだけど、なんと、お金がなかった(*_*)。その頃俺ものすごくビンボーだったんだなぁ。今もだけど。会場の前まで行って、ぼーっと立ってたもんなぁ。みっともね。 そんなプリテンダーズがまたやってくるらしいというのをラジオで聴いた。しかもジェフ・ベックやドゥービー・ブラザーズと競演らしい。今度は行かなきゃ。朝っぱらから高速バスに飛び乗って、ちょっと遠くまで行って来た。 時の流れとともにおばさんになってしまったクリッシー・ハインド。ま、そりゃそうか。でも声と、ギターの音色は変わっていなかった。"Get Close"のアルバムジャケットに使われているのと、あれは同じものなのかなぁ。テレキャスターを抱えた彼女は、今でもちゃんといい歌を歌っていた。聴きたかった曲がたくさん聴けた。聴けなかったのもあったけど。 ほんとはもう少し大きな音でやってほしかったとか、もう少したくさん演ってほしかったとか、いろいろあるんだけれども、動いているクリッシー・ハインドを見ることができただけでもよしとしようかな。しよっと。 |
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