(8/31)夏のおもいで。。。

   うーむ、何というか、思い出に残るようなことも特にない夏だったというか、どうも日々の生活に押し流されている気がするような。。。てわけでもないか。。。

  1. 初めて、クリッシー・ハインドを生で観た。それはそれで感動。イベントだから40分の短いステージだったけど、ヒット曲をたくさんやってくれた。やっぱりすこしオバさんになってたけど、それは普通のことだ。"Back On the Chain Gang"のイントロ、キュ~んと来るじゃないの。いちおうね。

  2. 夏の甲子園、今年もまた駒大苫小牧が頑張った。実は俺の中では夢の対決だったんだよな。早実の応援歌は学生の頃飲屋街に行ってはゲェゲェ吐いてる奴の横で大声で歌ったりした歌だ。テレビから流れてくるのを聴くとちょっとそんなことを思い出したりして。どっちを応援するか迷ったけど。。。うーむ、どっちも応援してたかな。とてもステキなことだ。

  3. アピアを、やめた。3度目のオーディションでやっと受かったけど、スタッフとのコミュニケーション、やっぱりどうもしっくり来なかったなぁ。ていうか何であんなに偉そうなんだろみんな。。。とりあえず1年間、出てみたけれど、最後まで慣れなかったというか、染まれなかったというか。。。じゃあ俺に合うライブハウスって、あるんだろうかね。

  4. 最近海辺で歌うことが多くなった。春先くらいまでは海辺の林の中で練習していたんだけど、暑くなり始めた頃、いつもの場所で歌っていたら、でっかい"ぶよ"に追っかけられた。しょうがないので湿気を気にしながら、海辺というか、波止場というか、そういうところで歌うようになった。。。。行き交う船を見ながら。ついでに飛行機も行き交ったりしてて。。。意外に気に入った。

  5. そんなこんなな今年の夏も、おとといのNOMADで一段落。来てくださった方、ありがとうございました。
August 31, 2006 "エセRockerの独白"ブログより転載


(8/3)憧れのロック姉ちゃん

   ロック系の女性ヴォーカル、最近あんまり聴かなくなったけど、ひと頃はよく聴いていたかなぁ。

   ジャニス・ジョプリン、ジェファーソン・エアプレイン、パティ・スミス。。。

   日本だと、たとえば古くはカルメン・マキ & OZだったり、サディスティック・ミカ・バンドだったり、もうちょっと後になるとレベッカ→ジュディマリという流れがあったりするんだけども、、、日本でこういう音楽を聴く人は洋楽の、これらの源流にあたる流れを遡ったりは、しないのかなぁ。なぜか。。。

   昔バンドのメンバー募集をしたとき、貼り紙に自分の好きな女性ヴォーカルを何人か書いたら「シェリル・クロウ」とか、「吉田美和」とか、そういうのはとっても食いつきが良かったなぁやっぱり。反対に、どの応募者からも全く反応がなかったのが「クリッシー・ハインド」。

   ここ読んでくれてる人のほとんどが、やっぱり「?」なんだろうか。そうすかねぇ。

   RCサクセションの『エリーゼのために』という曲の後半、清志郎がアドリブっぽくいろんなアーティストの名前を呼ぶところがある。そこに「♪あの娘が好きなプリテンダ~ズ」と出てきたのを聴いたのが初めて「プリテンダーズ」という名前を耳にした経験。その少し後に流行ったのが『誘惑のロックン・ロード』という、なんだか怪し気なタイトルの曲。タイトルも怪し気なら曲の出だしもなんだかショッカーみたいな声から始まっててかなり怪し気だ。かと思ったらヴォーカルはドスの利いた低い声でおよそ女性ヴォーカルっぽくない。最初に聴いたのがその曲だったので、ずっとプリテンダーズにはドスの利いたイメージがあった。

   何年か後に"Don't Get Me Wrong"という、これはかなりポップな曲が流行って、その頃ラジオでライブの様子を放送したりしていた。"The Wait"みたいなパンクっぽい曲から、"Message of Love"みたいなちょっといい感じのリズムの曲、"Brass in Pocket"みたいなポップな曲まで、1時間の番組の中でいろいろ聴くことができて、それまでのプリテンダーズのイメージがいっぺんに変わってしまった。

   「一度、ライブを見たいなぁ。。。。。。」

   と思いながら、待てど暮らせど来てくれなかったアーティスト。その中にプリテンダーズも間違いなく入ってしまうんだなぁ。。。"Don't Get Me Wrong"のヒットから20年も経とうかという頃、ひょっこりプリテンダーズは日本にやってきた。絶対行こうと思って予定は開けておいたんだけど、なんと、お金がなかった(*_*)。その頃俺ものすごくビンボーだったんだなぁ。今もだけど。会場の前まで行って、ぼーっと立ってたもんなぁ。みっともね。

   そんなプリテンダーズがまたやってくるらしいというのをラジオで聴いた。しかもジェフ・ベックやドゥービー・ブラザーズと競演らしい。今度は行かなきゃ。朝っぱらから高速バスに飛び乗って、ちょっと遠くまで行って来た。

   時の流れとともにおばさんになってしまったクリッシー・ハインド。ま、そりゃそうか。でも声と、ギターの音色は変わっていなかった。"Get Close"のアルバムジャケットに使われているのと、あれは同じものなのかなぁ。テレキャスターを抱えた彼女は、今でもちゃんといい歌を歌っていた。聴きたかった曲がたくさん聴けた。聴けなかったのもあったけど。

   ほんとはもう少し大きな音でやってほしかったとか、もう少したくさん演ってほしかったとか、いろいろあるんだけれども、動いているクリッシー・ハインドを見ることができただけでもよしとしようかな。しよっと。



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