(10/8)年収1ドルの社長

   スティーヴ・ジョブズが亡くなった。自分の会社から年収1ドルしかもらっていなかった、Apple Computer社のカリスマCEO。「カリスマ」て言葉すら、彼にはちょっと安っぽい感じがする。

   先月といい、分かんない人には分かんない話が続くなぁ(笑)。

   55歳。若すぎる、と言っていい年齢。8月末に仕事を辞めて一ヶ月ちょっとで、なんて、よっぽど悪かったのかなぁ。仕事を離れて安心しちゃったとか。

   よく話題を振りまく人という意味ではライバルのビル・ゲイツと同じだけど、ゲイツに比べるとずいぶん印象がいい感じがする。何でかなぁ。iPhone関連の訴訟があちこちであったり、ひところのMicrosoftとあんまり変わらないのに。不思議と「クリエイター」ていう印象が強い人なんだな。

   もう15年も前の話。初めて買うパソコン、Macは高くて手が出なかったので、Windows95を買った。「インターネットするならMacなんて役にたたねぇ!」なんて毛嫌いしていたMacの値段がどんどん下がって、なんとか買えるようになったのは、ジョブズがAppleに復帰してiMacが大ヒットした後の話。初代iMacがUSBインターフェイスのみだと聞いて「使えねー!」とか言ってたなぁオレ。まったく先見の明がなかった。

   あなたのおかげでマック人生けっこう楽しいです。一時は「マック貧乏」で苦しんだこともありましたけど(笑)。ほんとに、どうもありがとう。

   R.I.P JOBS



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エセRockerの独白