(6/3)NHKの、英語番組

  去年、父親が亡くなった後、なんか新しいことがしたいなと思った。いや、でも待てよ。それより、それまで何度も挫折していたことをもう一度やってみることにした。NHKの英語講座を聴くこと。


  中学へ上がる4月、頼みもしないのに父親が「基礎英語」のテキストを買って来た。いったい何故だったんだろう。あんまりはっきりしない。まぁ、なんか英語やらせたかったんだろうな。自分は英語、あまり得意じゃなかったみたいだし。

  当時、中学生用の講座といえば「基礎英語」「続基礎英語」の2つきり。中学校3年間で習う範囲を「基礎、、、」「続基礎、、、」の2年間で習うから、進み方がずいぶん速い。それに月曜から土曜日の6日間放送されてたから、毎日聞くのがたいへんだった。それでも「基礎英語」は何とか一年間聴き続けられた。まだ内容もそれほど難しくなかったし。。。

  翌年、中二にはちょっとハードルの高い「続基礎英語」。やっぱりつまずいた。いきなり増える難解な文法用語が、全然分からなくてついて行けなかった。「不定詞句」とか。。。え?難解じゃない?○×△○×△○×△

  中三、もう一回「続基礎、、、」。これもやっぱり途中で聴かなくなっちゃった。先生があんまり好きじゃなかったのかなぁ。基礎英語の小島義郎先生はすごくかっこ良かった。高校生になって初めてちゃんとした英和辞書を買ったら、彼の名前が載ってて嬉しかった。

  それ以来、NHKの語学番組、何度かやってみたけど、だいたい2〜3ヶ月で挫折してたなぁ。。。馬鹿馬鹿しいけど、その挫折の歴史、列挙してみた。

  • 高校のとき、いや浪人してたときかな?大杉正明先生の「英語会話」を聴いていたような。。。それなりに面白かった。でも、あんまりまじめにやってなかったかも。半年も続いてないと思う。あ、その前に担当してた東後勝明先生の方がすごく印象深い。中一のころ、基礎英語を聴いた後、ラジオをつけっぱなしにしてたら流れて来た。内容は難しくてぜんぜん分かんなかったけど、なんか大人っぽくてかっこ良くて、憧れたなぁ。

  • 大学一年で「ドイツ語講座」。「第二外国語でドイツ語取ったから」という理由。いいじゃん学校でやってんだから(笑)。そんなんで、たぶん6月にはやめちゃった気がする。学校とラジオ、両方はたいへんだ(あはは)。ほかにいろいろ楽しいことがあったんだよ。やっぱり。

  • それ以降は、まず教育テレビの「英会話上級 −インタビューを楽しむ−」。エイブラハム・ラボリエルとか、ミュージシャンのインタービューもあって結構面白かった。でも「録画して後で見よっと。。。」これがいけなかったι(´Д`υ)。
    テープとテキストだけがたまって行ったけど、ちゃんと見てたの、きっと数回しかないんじゃないかなぁ。同じ頃放送してたビバヒルの方が、よっぽど良く見てたなあ。音声を英語に替えて見ると、なんかアメリカのケーブルテレビ見てる気分にはなるけど、速すぎるし、出てくる単語も全然分からなかったなぁ。それはいいとして。「英会話上級、、、」録画したテープ、をデジタル化したものが、きっと今もうちのどっかにあるはず。。。

  • 「テレビ英会話 GOAL! 青春のロンドン・レンジャーズ」は、NHKアナウンサーの平野次郎さんが担当で、ナチュラルスピードの英語を機械でゆっくり再生して聴き取りやすくしてくれたりとか、とても面白かった。いまだと波形編集アプリで出来るけど、当時はこれが聴きたくてテレビ見てたなぁ。平野次郎さんが話し上手で、すごく面白かった。でもこれは見始めてから何週間かで番組の方が終わっちゃった。

  • 最終回までわりとよく見た番組と言ったら「英語でしゃべらナイト」ぐらいか。あれはすごく面白かったけど、英語の勉強というよりは「見て楽しい」が主だったからなぁ。

  • 「英語でしゃべらナイト」でちょっとぐらい刺激されたのか、またラジオの英会話を聴き始めた。立山利治先生の「英会話上級」。これも、続かなかったなぁ。2007年9月の、CDが残ってる。買ったんだなぁ当時。忙しくてラジオ聴けなくてもCD聴いとけばOKみたいな(笑)。「英会話上級」は、自分が挫折した後に番組の方も終わってしまった。

  • しばらく後、今度は「実践ビジネス英語」というのを聴き始めた。自分が浪人生の頃に新しく始まったので、すでにけっこうな長寿番組になってた。ビジネスなんて興味ないなぁと思いながらも、ほかにいい感じのがなかったし。シカゴにある"Great Lakes"という架空の会社の中で、物語というか、一連の話題が展開していくので結構面白かったんだけど、これも挫折してやめちゃったなぁ。登場人物が"Manager"とか、"CEO"とか、エラい人ばっかりで、ヒラがあんまり活躍しないから、何となく辟易してしまったというか。。。

  • NHKの語学番組もだんだん多種多様になっていって、月〜金の放送のうち、月火は初級編、水木金が応用編みたいになっている講座もできた。4年前の秋に聴き始めたのは「攻略!英語リスニング」と、再挑戦の「実践ビジネス英語」。「実践、、、」は舞台がシカゴからニューヨークに移っていて、会社も別のとこになっていた。

  • インターネットも積極的に活用されていて、ご丁寧に聴いた日にチェックをつけ、月に何回聴いたか、そのパーセンテージまで、記録できるサイトがある。2014年の記録を見たら、あ、これはつまり自分もそこに登録したということなんだけれども(笑)、「攻略!英語リスニング」を10回、「実践ビジネス英語」は15回、それぞれ聴取したということになっていた。一ヶ月ちょっと、て感じかなぁ。。。最近は聴き逃しても翌週になればNHKのサイトでストリーミングをやるので、それを聴けばいい。そう思い始めると、聴かないんだよなぁ。どうもめんどくさくなってくる。

  • そのとき買ったテキストが、3冊+3冊、計6冊残っている。ラジオ聴くのやめた後も、また再開するつもりでテキストだけは買ってたんだよなぁ。何冊かは手つかずの、新品のままだ。

  • 2014のサイトの記録では「まいにち中国語」も聴いたことになってる。これはたったの2回(ToT。街には中国の人も増えてきたから、ちょっとやってみようかなぐらいだったけど、最初の発音のとこで簡単に挫折してしまった。

だいたいどれも2〜3ヶ月、長くて半年、短ければ2回(!)。「忙しいから後で時間のあるときに。」と思ったら、ちょっと熱が冷めてるってことなんだなぁ。


去年の6月、「実践ビジネス英語」をもう一回やってみようと思った。目標は「一年間続ける」。親父がテキストを買って寄越した「基礎英語」だけはなぜか一年間続いたけど、その後は挫折ばっかり。わかんないけど、父親きっかけだったら続くかなぁ。

先月末、テキスト12冊分の放送を聴き終わった。去年の6月から今年の5月までで、ちょっといびつだけど。なるべくラジオの放送を聴くようにしたけど、録音も使った。何年か前に買った録音機能つきのラジオ、もっぱら練習やライブの録音に使ってたけど、語学学習にはもってこい(笑)。でもラジオだと音がそれなりなので、本放送はラジコやらじるらじるでなるべく聴いたし、聴き逃したらストリーミングを使った。ついでに去年の4月号と5月号のテキストもバックナンバーで入手して、Youtubeに上がっていた録音を聴いた。Youtube最強(笑)。

中一以来、36年ぶりで目標達成。長かったなぁ兄ちゃん、いや、もうオッさんだぞ。だいぶ歳行っちゃったなぁ。もはや四十の手習いとも言えないか。まぁ、いいんだよやりたいときにやれば。てか、長いぞこれ。



(6/3)ライブ、映画、ラーメン。。。

  6月。最近はライブの予定が月初めになることが多くて、今月のBREATHも昨日終わってしまった。

  何だか忙しくて、行きたかったVintage Troubleの来日公演にも行けなかったし、今月のDanny Kootchも、ちょっと行けそうにないなぁ。。。

  あ、でもトーニャ・ハーディングの映画は行った。笑った。けど面白かった。

  帰りにラーメンを食った。有楽町駅近くの謝謝ラーメン。近所に用事があるときは、タイミングがあれば食べに行くようにしているけど、最近はラーメン食べなくなったから、あんまり行ってなかったなぁ。このとき以来かも。相変わらず混んでた。昔のままの味。

  札幌でラーメン食えなかったせいか、昨日もライブ終わり、うちの近所でラーメン食った。10日あまりのうちに二回も食べに行ってしまったので、また地道に体重落とす日々が始まるなぁ。。。



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