(1/26)ナゾの『蕎麦切り』

   そばネタ。すこしだけ、思い出ネタ。

   自転車で片道40分の道のりを、毎日せっせこ通った10ヶ月間。といっても最後の数ヶ月は冬だったので殆ど電車だったけど。その中で一件、気になってはいたがなんだか踏ん切りがつかなくて、入れずにいた店があった。

   『蕎麦切り』

   蕎麦はわかるけどこの「切り」ってのは何だ?この、下にくっついてる「切り」の二文字と、何となーく値段高そうな店の佇まいに圧倒され、店の前を、指をくわえて通り過ぎること数度。そのたびに「切り」を想像するのだが、どうしても何も浮かばない。だって蕎麦って切ってあんじゃん。この期に及んで「切り」とはなんだ「切り」とは。

   とにかく、蕎麦に似た、何となーく高そうな食べ物だということは想像できた。ある日ちょっと気合い入れて、入ってみた。メニューを見たらやはり値段は普通のそば屋より若干高めだ。どれも1000円以上。でも品物の名前は普通のそば屋とかわんねぇぞ。『山菜そば』とか『力そば』とかある。「切り」はどこへ行ったんだ?

   どうせだからちょっと変わったのを食ってみようと思い『山の恵みそば』というのを頼んだ。これにも「切り」はついてない。

   出てきた。食った。山菜そばに、鶏肉が入っていた。なんだ。普通のそばじゃねぇか。うまかったけど。

   結局「切り」の意味がわからないまま、店を出てしまった。けっこううまかったのでその後も何度かその店に入ったが、今もってこの「切り」が何を意味するのかなぞである。

   ここまで来て、何で今まで「インターネットで検索しよう」と思いつかなかったんだろう、と思った。で、検索してみた。

   ふん。『蕎麦切り』=『そば』なんだってよ。大昔は細長く切ってゆでる今の食い方以外にも、そばの食い方はあったんだと。あっそう。

   以上。でも自転車で通らない限り、あの店には行くことないかなぁ、もう。



(1/23)ぜんぜんウレシくない贈り物

   シゴト場、辞めた。今回は次がちゃんと決まっているので、転職というか、移籍、というか。そんなかっこいいもんでは全然ないが。

   最後の日、ヨセガキというものをもらった。ヨセガキもらうのは人生の中で、かなり久しぶりと言っていい。ひょっとして、10年ぶりくらいか?しかし、こんなに嬉しくないヨセガキをもらったのは間違いなく、生まれて初めてだ。しかも、当たり前だが、こんなのはもう2度ともらいたくない。"あまり話せませんでしたが、これからも頑張ってください。"なんて書くかフツー?もらっといてこんなこと言うのは良くないのかもしれないが、こんなもんなら別に欲しくねぇっつーの。なんか、10ヶ月無駄に過ごした感じ。ま、いいか。もう2度と会うこともないでしょ。

   エ、ゼータク?

   バカヤロ、自分が贈る立場だったらそんなこと絶対書かねぇよ。



(1/14)年越しにはカレーそば

   トップページにも書いたけど、やっと年賀状を出した。何でこんなにズレ込んだのかと聞かれると答えに窮するが、ま、気分が乗らなかったってことで。

   で、ちょっと年末年始な気分になったので、年末年始に書き忘れていた年越しそばのこと。夏に「酒と油の取りすぎはいかんよ。」と医者サマに言われて以来、そばを多く食べるようになった。そばなら酒とも油とも無縁だし、なんとなーく、食ってもあまり太りそうにない。そんなこんなでそば屋に行く回数が増えた。家の近所のそば屋はだいたい一度は行ったことがあるが、その中でもお気に入りなのが"浅野屋"。どこにでもありそうなベタな名前だが、予想通りのベタな店構えである。しかしかなり年季が入っているので、今の時代となってはかえってレアかもしれん。夜になると既に酔っぱらいのおっちゃんどものたまり場と化してかなり異様な雰囲気を醸してくるので、昼間に行くことが多い。味はどれもそこそこなんだが、カレーそばは、うまい。

   カレーに麺類といえばカレーうどんだろうという声も聞こえてきそうだが、この浅野屋は、断然カレーそば。ここのカレーそばを食って、カレーそば観が変わった。といっても過言ではないような気もするような。とにかくそんなエポックメイキングなカレーそば。平日の昼日中、汗水垂らしながら、鼻水すすりながら、これを食うのはけっこう楽しみである。

   で、大晦日。この日ばかりは夜も夜中まで、そば屋大忙し。のれんが掛かってたので、「忙しそうだけど、食わしてくれるかなぁー?」とおそるおそる入ってみると、やはり予想通り忙しそうではあったがそれは配達の方。店には客が一人もいない。大晦日の夜だもんな。そば屋の衆達がせっせこ働いているのを横目に、悠然とカレーそば食う楽しさ。みたいな。

   普段通りにカレーそばを食ったつもりだが、実はなんと、生まれて初めて年越しに、カレーそばを食ってしまった。

   なかなかいいもんである。個性的、個性的。

   ということで、今年は個性的な年になるということが判明しました。以上。



(1/14)IPは、インターネット・プロトコル

   今日はめずらしくインターネットの話。しかも電話のこと。IP電話について。インターネット電話である。インターネットの回線に声をのせて相手に届け、それで電話にしてしまおうという試み。インターネットの回線なら地の果てだろうとどこだろうと、一瞬でデータが送れる。しかもお金も安くてすむ。それに声を乗っけてしまえば、今までバカ高い料金を払ってきた長距離電話が、一気に安くなるというお話。去年Yahoo!BBが始めたBBフォンがパイオニアと言っていいんじゃないかな?まだまだこれからの技術だけど、きっと10年後にはどこもかしこもIP電話になってるような気がする。

   BBフォンが大当たりしたので、どこのプロバイダもIP電話に躍起になっている。"無料試験サービス!"と銘打っていたので見てみると、対象はADSLだけ。光ファイバーには対応していないようだ。何をコシャクな。ADSLごときにデケぇ面させてなるものかと、とりあえず機械だけ取り寄せて、光ファイバーにつないでみた。何せタダだし。強引な気もするが、何となく、できそうな気がしたので。で、電話してみた。。。。。

つながった(^^。

   フハハハハ!!!ザマぁみろ!ADSLふぜいがチョーシくれてんじゃネェぞ!

   なんか、スゴーく小心な悪者ていう気分になってきた。一応、規約違反だし。(^^;;;

   そして、とても悲しいことに気がついた。。。。。

   電話する相手が、いない。。。。(T_T,(T_T,(T_T

   IP電話の、ブゥワカやろー!!!



(1/8)正月からテレビばっかり、、、3

   それよりも超感動したのは、カーペンターズ。NHKでやってた。カレン・カーペンターすごすぎ。ドラム、「巧い」かどうかは知らないけど、なんか小癪にもいろいろやってんじゃないの。 ドラマー人生で培ったリズム感。一見のぺーっと歌っているような感じの"Top Of The World"みたいな曲も、彼女のリズム感だからこそあの独特なポップ感が出るわけね。それに風呂場に集まって天然エコーで録音したというデモテープのクオリティの高いこと。スゲ。

   "Yesterday Once More"は兄貴の曲だったって、知らなかった。



(1/8)正月からテレビばっかり、、、2

   "ベストヒット、、、"の終わった後、今度はポールの全米ツアーが放送されてた。近所のツタヤからDVD借りてくれば、同じのがもっと長く、コマーシャルなしで見られるのに、何でか、テレビだとついつい見てしまう。ま、タダだしいいか。冷静に直視しちゃうとやっぱり歌、キツそうだなー。10何年か前の、最初の東京ドームの頃からそうだから、これは致し方ないか。。。だからってアンタ"歌えなくなっちゃってごめん。"とか言い訳すんなよな。とはいうものの、ジイさんだものなー。

   見てると何人も何人も、泣いてる。女の子達、もしくは元女の子のオバちゃん達がしゃくり上げてるのはけっこう見ててウザいものがあったりもするけど、"All My Loving"を聴いてお爺さんがホロっと涙を見せたのは、不覚にもちょっと感動してしまった。オッさん、いい仕事してんじゃないの>ポール。

   ま、金払ってまで見に行かなかったのは、良かったかなと改めて思ったけど、これだけビートルズナンバーが続くとそれはもうそれだけで面白いよなとも思った。"ベストトラック!"とか書こうと一瞬思ったけど、ま、それはいいや。次。



(1/8)正月からテレビばっかり、、、1

   正月番組で、いくつか音楽番組をやっていた。その話。

   去年の正月、見る気満々でいた"ベストヒットUSAリターンズ"、まんまと見逃してしまったので、今年こそはと手ぐすね引いて待っていた。そんなモンに手ぐすね引くなという声もあろうが、何せこっちはこの番組のスペシャル"USフェスティバル"で、ステージ上をにこやかに笑いながら超音速ギターで突っ走るヴァン・ヘイレンを見て、頭がオカしくなってしまった人間なので、こればかりはしょうがない。たとえ小林克也がほんとは80年代がそれほど好きでなくても、ヤバい企業のCMに出てようとも、それでも見てしまうものなのだ。嘘くさい方が80年代っぽいし。こじつけ?

   くたびれたTOTOが出てた。ルカサーとマイク・ポーカロが小林克也に"キミ達も長いねぇ"とかいわれてる横で、後から入ったサイモン・フィリップスが何となく手持ちぶさたそうだった。

   トップテンはベタベタなのかと思ったら意外に知らない曲もあってびっくり。それはがおまエが知らないだけか?>俺。

   モンクを言いながらも、なんだよー1時間か。。。もうちょっとやってくんないかなー。と。

   "SAY SAY SAY"懐かしかったな−。



(1/8)曖昧な記憶 Part...

   もう何回目か忘れちゃった曖昧な記憶の話。有賀啓雄のプレイを初めて見て、ちょっと昔を思い出した。渡辺美里の"It's Tough"という曲で彼はベースを弾いている。1987年の夏だからもうかれこれ15年以上前の曲だが、もの凄い強烈なチョッパーが、何でかとても印象に残っていた。で、今までずっとこの"It's Tough"という曲は彼が書いたものだと思っていた。いや、今でも半分はそう思っている。

   が、実はSpeed伊秩弘将の曲だと知った。マジ?ちょっと愕然。まぁそんなもんよ。人の記憶なんて。伊秩、初のトップテンヒットはひょっとしてこれか?

   渡辺美里、とんと聴かなくなった。高校生の頃とか、けっこう好きだったのにな。なんだかちょっと意地悪そうなオバちゃんになっちゃったからかな?



(1/6)伝説のドラマー!

   忘れないうちにかいとこ。松本隆さんのイベントに行ってきた。なんとなく、ヒマだったし。チケットが、今回はなぜかイトも簡単に手に入った。"はっぴいえんど"のイベントではなかったので、別に何を期待していったわけでもなかったんだけど。強いていえば、ハウスバンドが佐橋と有賀啓雄とか、面白そうなメンツだったので。

   本編の方は特にこれといって何もなかったが、アンコールでおっさん、ドラムを叩いた。おそらく"風待ミーティング"以来だと思う。すっかりヘタクソになってたけど、けっこう楽しそうにやってたのが微笑ましい。"はいからはくち"、"春よ来い"の2曲。考えたら松本隆の詞って季節感のはっきりしたものばかりなのに、なぜかクリスマスソングがないんだよな。だからってクリスマスの日に「お正月といえば、、、」というのもまた。。。

   でもこのドラムじゃあ、細野さんはやりたがんないよなー。ははははは。



(1/1)ヴァカトケムリ

   高いところに、登ってみた。大晦日だったし、何となく。高い所っつっても、職場のビルのてっぺんだけど。ただ、自分の毎日通ってる建物に登んのに¥1000も取られんのは、何となくバカバカしいなぁと思いつつも、そこはバカなので、それはそれでということで登った。夜景は綺麗だったが、なんとなく、"メトロポリス!"っていう感じの大都会は夜景も何となくわざとらしい気もする。ガキの頃見たハコダテの漁り火が、ちょっと懐かしい。

   クリスマスイブでもないのにカップルが大勢いてウザかった。当たり前?



(1/1)今年はベタに、紅白の話題から。

   ヒライケン、やっぱいいんじゃないのー?みゆきは歌詞間違えてたけどねー、ガッツり。でも良かったんじゃない?



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エセRockerの独白