(12/25)初対面の人達と、同窓会

   師走に入ってあっという間っておめぇ、その間ずーっと更新サボってりゃ、そりゃぁあっという間にもなるだろうさよ。<何弁?

   じつは12月に入って、出かけることが多くなった。何処へ?ライブに、3回行ってきた。正確には2回だけど。一昨年は4回、そのさらに2年前は3回行ったクラプトン、今回もそのぐらい行こうと思っていたが、結局12月に入ってからは1度も行けなかった。金が追いつかなかったというのが最大の理由だけど、実はバッティングするアーティストがいた。その日はクラプトンに行かず、前々から行こうか行くまいかずーっと迷っていた、別のアーティストのライブに足を運んだ。

   ナイト・レンジャー。この名前を聞いて「待ってました!」とほくそ笑む人がきっと何人かいるんだろうな。はいはい。出ましたよ(^_^;。お待たせお待たせ。このサイトで名前を出すのは初めてだが、このナイト・レンジャーこそ我が高校時代のアイドル。80年代ギター小僧憧れの的。友達もロクに作らず、ひたすら家でナイト・レンジャーのコピーに明け暮れていた。というのは大袈裟だけど。

   6年前、10年ぶりくらいで再結成したナイト・レンジャーを見に行ったことがあった。高校生の頃は武道館に外タレのライブを見に行くなんて夢のまた夢だったので、そのときが初めて生で見るナイト・レンジャーだった。ヒット曲のオンパレードでとても楽しかったけど、やっぱり全盛期と全く同じって訳にはいかない。次に来日しても、俺は行かないかもなぁ。。。なんて漠然と思っていた。

   そんなこんなで今回の来日の様子をインターネット上で伺うにつけ、、、「ヴォーカルのジャックがカゼひいてる。」「自分の息子を親の七光りで売ろうとしてる。」「ギターのブラッド・ギルスが元気なくなってる。」とか、あまり芳しくない評判が絶えない一方「客のノリがスゴい!異常な盛り上がりを見せてる!」とか「いままでライブでやったことのない曲をやってる!」とか、ちょっと心惹かれる話もありつつ。。。。。どうしようかなぁ。。。行ってがっかりすんのもやだしなぁ。。と悩んだあげく、最終日だけ、とりあえず行ってみることにした。チケットなんてもちろん持ってない。しかも今回大盛況で、前売りはもう売り切れ。

   「まぁ、今ではそんなに人気のあるバンドじゃないし、会場に行けば何とかなるだろ。」とタカをくくっていたら、なんと、今回は何とも、どうにもならなかった。当日券はとっくに完売で、会場は満員のぎゅうぎゅう詰め。これ以上入れるとヤバいという感じになっていたらしい。どうにかして、どうにかなんないかなぁ〜と甘いことを考えながら会場の前をうろうろしてみる。ちょっと偉そうな、しかも話しやすそうな外人に話しかけてみるが「ハイッテモ、ウゴケナーイヨォ!」とあっさり断られてしまう。

   そうこうするうちに同じような境遇の人たちが何人か集まってくる。「昨日来て、良かったから最終日も来てみたんです。当日券あると思ったんだけど。」「兄貴が上京してて一緒に来たんだけど、当日券が手に入らなくって、しょうがないからダフ屋から¥29,000で1枚だけ買って兄貴には入ってもらったよ。ダフ屋もチケット持ってないって。」などなど。。けっこう外の気温が低かったというのもあって、なんだか知らないうちにみんな寄り添って話し始める。当然のように、ナイト・レンジャーの話になった。といっても全盛期をとうに過ぎているバンドなので、いきおい昔話中心になる。「初来日の渋谷公会堂に、行ったんだぜぇ!」「うそー?!羨ましい。。。。」「オレ楽器屋の店先で流してたライブビデオ、2周くらい続けて見てたなぁ〜。よく。」(<オレ)「8フィンガーだけのソロ・タイムとか、あるんだよねー。」「昔の曲もやってんのかな〜、今。」「やっぱり"Night Ranger"は外せないでしょ?」「それと"Eddie's Comin' Out Tonight"!」「初期のライブだとアンコールは"At Night She Sleeps"とかやるよねー。」高校生の時以来、口に出すこともなかった曲名がバンバン出てくる。この人達初対面なのに、ものすごく懐かしい感じがするのは、いったい何なんだろう、これ??

   結局最後まで中に入れず、会場から汗だくになった人の波がどっと出てくるまでこの昔話大会は続いた。結局その波に呑まれてみんなバラバラになっちゃったけど。きっと出待ちをしてサインなんかもらった人もいたんだろうな。オレはとっとと帰ってきてしまった。でも中で楽しんだ汗だくの人たちよりも、俺らとても貴重な体験をしたような気がする。ライブ会場に入れたら、きっとこんな素敵な同窓会をすることはなかったものね。ふふ。お金も使わずすんだし、まぁよしとしよう。今度来たら、どうしようかな?



(12/25)今年もクリスマスソング。

   師走に入ったと思ったら、あっという間にもうクリスマス。今年いいなと思ったクリスマスソング、新曲は、ないなぁ。"Little Drummer Boy"を、ジャクソン5のバージョンと、もう一つ誰が歌ってんのかわからないのを聴いたけど、あれはやっぱりいい歌だ。それと"This Christmas"をダイアナ・ロスが歌ってるのが良かった。不覚にも、言われるまでダイアナ・ロスとわかんなかったゼ。そんなもんね。

   今年はなぜか、昔作ったクリスマスソングが口をついて出てくることが多い。前にやってたバンドで、ハンバーガー屋主催の"クリスマスソングコンテスト"に応募しようと言うことで、突貫工事で作った。別にどうもしなかったけど。5年も前に作った歌が口をついて出てくると言うことは、その頃のイヤな思い出がようやく風化してきたってことか?我ながら、時間かかるなぁ。。。。



(12/1)もうすぐ12月8日

"Nothing to Kill or die for. No religion too."

   こっちの国では俄宗徒を気取ってプレゼントやパーティに興じる準備に余念がない。のに、

   向こうの国では宗教のために見ず知らずの人を殺し、仲間や自分さえも殺している。

   こんな時はちょっとだけ、レノンの脳天気さを罵倒したくなる。

「向こうでは、私たちが子供の頃よりももっとひどい状態の小学校がたくさんあります。」

   平和のために走り続けて亡くなった二つの尊い命に、手を合わせてみる。

"War is Over, If you want it."

   wantする気持ち、まだ足りないっすかねぇ。>レノン先生。



(12/1)地上波デジタル放送開始!

  今日からだそうな。でもうちのテレビは夏に買い換えたばかり。2011年にアナログ放送が終了らしいから、それまではこれでいいや。と思ってたけど、、、、、まぁ当分これでいいや。

  でもデジタル化でテレビ局がたっくさん出来て、紅白の視聴率でも20%切るくらいの戦国時代になったら、それはそれで結構面白いんだろうなぁ。

  つまんない。次。



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