(7/31)密かなマイブーム

   先月末くらいから、地味ーに続いている80'sブーム。また別のを借りてきた。その前に、ウタダの"Deep River"も一応借りてみたので書いとこ。前2作よりは、R&Bテイストが抜けて歌謡曲っぽくなり、聴きやすくなったような。少なくともヴォーカルは前にでてる気がする。その分いいんじゃないでしょうか。"Final Distance"も入ってるし。以上。、、、、いいじゃん褒めたから。誰に言ってんだ?

   『友達んとこに行けば絶対聴けたから買わなかった80'sアルバムシリーズ』第5弾はヒューイ・ルイス。1984年という年は、発売から2年も経ってるのにまだ"Thriller"が売れ続けていて、そのほかにもVan Halenの"1984"やマドンナ、プリンスなんかが、イヤというほど売れまくっていたんだけれども、そんなモンスターヒットアルバムの中にこのヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの"Sports"があった。さすがに中高生が好んで聴くような音楽ではなかったので、友達で持ってるヤツはいなかったかな?でもラジオではガンガンに流れてた。"IF THIS IS IT"という原題も知らず「なーんかいい曲だなー」と思いながら、深夜放送から流れてくるのを聴いた『いつも夢見て』や、そのすぐ後に出るレイ・パーカーJrの曲にそっくりな"I Want A New Drug"などなど。一緒に借りてきたベスト盤は"Power Of Love"から始まってお約束通りのヒット曲オンパレードで甘甘かなとも思うけど、この"Sports"はクォリティ高めなんじゃないだろうか。ジャケットがアメリカっぽくて、ちょっと憧れだねぇ。

   ところで何でヒューイ・ルイスにしたかって、実は久しぶりにどっかから流れてきた"Do You Believe In Love"を聴いて懐かしくなったからなんだな。うむ、あれはいい曲だ。どPOPだけど、ミーハーといわれようと中途半端といわれようと、俺は好きだ。あの曲確か、ビデオがエロかったんだっけなー、ちょっと。(^^ゞ



(7/29)二代目登場!

   トップページにも書いたけど、歯がどうしても痛くて、でも虫歯って感じでもなくって、どうしようかなーと迷ったあげく、歯医者に行ってきた。前に書いたあの歯医者。若大将、今日は留守だった。その代わり"ヌシ"が出てきた。

   この歯医者に行くたび、前から不思議に思っていたことが一つあった。若大将が留守にしていることは結構しょっちゅうあるんだけど、そんな日に若い衆(つまり若大将の弟子だな)がお伺いをたてに行く"ついたての裏の人物"がいる。低いくぐもった声でいかにも老人らしい、死神博士(天本英世)みたいなしゃべり方。時にズケズケと傍若無人な物言い。そして何より、話し声を聞いただけで伝わってくるその態度のデカさ。

   とはいっても、声はすれども姿は見えず。時々診察室に出ばってきては患者に「ここんとこの歯磨きが全然なっとらんのう。」とか偉そうなこと言ってるのが聞こえるが、こっちは仰向けで大口開けてるので、後ろ振り向いて姿を確認することもできない。その黒幕が、ついにオレの前に姿を現した。

   「どこの歯が痛いってわけじゃないんですけど、でもとっても歯が痛いんです。」と言うのを聴くが早いかいきなりオレの首に手を当てて「痛むかね?」口を開けさせ「あーあー、ノドが真っ赤だ。こりゃ風邪のせいだな。ノドのあたりが熱を持っとる。あんた、いつも寝るとき裸で寝とるじゃろ。」

   痛みの原因がわかったのはいいけど、ナンで人の私生活までわかるんだこのジジィ。ていうか図星。おめぇほんとに歯医者か?なんか仙人みたい。

   よぉーく顔を見てみるとこのジジィ、若大将と似てなくもない。若大将はどちらかというとオバさんキラーチックな二枚目系、このジジィはほんとに仙人みたいな怪しげな顔なんだが、よくよく見るとひょっとしてと思えてくる。後で若い衆に尋ねたらやっぱりこいつが若大将の父親、つまり二代目なのだそうだ。さっさと隠居すりゃいいのに、なぜかいつもついたての陰に潜んでいる。何をやっているのかは今もって謎。こ、こえー。。。

   それはそうと、歯医者で風邪薬もらったの、初めてかも。。。



(7/23)飽きのケハイ

   長くつきあっていた友達もやがてはぽつり、ぽつりと消えていく。ものだ。大体は。その縁の切れ目みたいものの一つに、結婚式がある。誘われた相手が女の子だったりするとこれはもうほぼ完全に、縁の切れ目となることの多いこと。家庭に入ると、生活は変わるからネェ。結婚しても仕事を続ける人だとなおさら。むちゃくちゃ多忙な生活。うゎ。世知辛いねぇ。

   でも男でも、結婚式をさかいにほとんど会わなくなってしまった人、いるなー。頼まれて歌ったりギターを弾いたりすることもあるが、その場はとても盛り上がって、で、それがフィナーレになってしまうんだな。家庭を持つというのは、、、、なんて蘊蓄をオレがカタってもしょうがないんだけど。

   夏真っ盛りの後ろには、秋の足音ひたひた。涼しい季節に、結婚しますという知らせが今年も何通か、来るんだろうな。そのたびに「コイツとももう。。。。」とため息。

   ってぐらいならまだ感傷に浸る気にもなるけど、"誘われもしない"っていうミもフタもないことも、あるからなぁ。あっはっはー。

   あ、異論のある方、メール or BBS書き込み、待ってまーす。って、ネタふりかよ。



(7/22)やっぱり、ビートルズの話。

   i am sam つづき。湯川れい子に文句を言って終わるのはあまりに寒すぎるので、ほかに思ったことを書こうかな。

   という話になると結局、本物を褒めるってことになるんだなぁ。

   けっこう完コピ風のカヴァーが多いけど、ポール&リンゴのリズム体でないと、あのノリを出すのは100%不可能。だから「ビートルズみたいな雰囲気」っていうのを感じる曲は少ないんだけど、でも殆どの曲で伝えるのに成功しているのが、やっぱりメロディーの良さなんだな。カヴァー曲って殆どの場合そうだけど、作った人がいちばんエラいね。



(7/20)映画の話?

   i am sam のサントラを買ってみた。全部ビートルズナンバー。映画はまだ見てない。「泣ける。」という話なので、ちょっとみたいなとも思うんだが、何せ興業収益トップ(っつっても今週からスターウォーズに抜かれると思うけど。)きっと混みまくりに決まっている。ビデオが出るまで待とうかなー。。。

   Stereophonicsの"Don't Let Me Down"が良かった。声がロッド・スチュアートにムチャクチャ似てる。 前に"Handbags and Gladrags"を聴いたときは本物かと思ってしまった。今どき時代錯誤なバンドだ。Black Crowesの"Strawberry Fields Forever"は、これはまぁ可もなく不可もなくってとこか。Aメロは3拍子なのにドラムだけなぜかサザンソウルになってるのが却って面白い。

   シェリル・クロウの"Mother Natures Son"は、言われなきゃ気づかないほど声が違うけど、これはこれでいいんじゃないだろうか。シェリル・クロウといえば最近ファーストアルバムを初めて聴いた。タダのロックネェちゃんじゃないのね。結構凄いかも。

   まぁそれはそれとして。結構どれもいいかなぁとも思いつつ、映画に使われていない後半のトラックがどれもいまいちなのは気のせいか?ところでライナーを書いている湯川れい子が、かなりテキトーなことを書きまくってるのを読んでちょっとムカついた。オバちゃーん。。アンタ確かけっこうビートルズファンや言うとったんちゃうん?"I'm Only Sleeping"はポールやのうて、ジョンの曲やでー。



(7/17)ライブレポート。ついで。

   実は、このコーナーでライブレポートのネタがあんまり多いんで、独立した別のコーナーにしようかと一時期考えていた。でもやめます。だって「ライブレポート!」って銘打っちゃうと、なんだか肩肘張っちゃいそうで。テキトーに、気が向いたときに、好き勝手に書くことにします。

   ということでライブレポート。Super Butter Dogのワンマンに初めて行けた。前回1月のAXは、一応小屋の前まで行ってみたけど全く無駄な抵抗だった。しょうがないので今度はちゃんと予約でチケットを取った。で、取れた。チケット予約のためにCDを買わせるなんざ、阿漕な商売だ。つべこべ言いながらそれに乗っかる俺も俺。

   Bump Of Chickenよりは年齢層高いんだろうなと思ったら、意外にあんまり変わらなかった。2〜3歳上ってとこか?6:4くらいで女の方が多かったけど、あんまりかわいい子はいなかったな。というよりも、ちょっと変わった人が多かったような。。。。ま、いいか。

   1月のBump Of Chicken とのジョイントではまだパワー全開ってほどじゃなかったなーという感じだったが、今回は最初から爆裂スパーク!(?)久々に「床が揺れる」ライブを体験した。これは面白い。ただ、せっかくバンドが日本人離れしたクールなグルーヴを醸してるのに、みている客はピョンピョン跳びはねるだけっていうのはちょっとサムいものがあったかなぁ。

   途中少しの間休憩を挟むのはなんだか演歌っぽかったけど、トータルの時間が長かったから良しとしよう。メンバーそれぞれの技量というよりは、バンド全体のバランスがとってもいい感じで、それがまたいい感じのグルーヴに繋がってるっていうのがとってもいいと思う。とっても羨ましい。

   ところで、アンコールで出てきた竹中直人は、あれは何だったんだろう?まいっか。



(7/12)プー太郎上半期!

   で、結局上半期のまとめはどうなのという話。ラジオでかかってる曲って言うと元ちとせとかになっちゃうなぁ。今更それ言っても面白くも何ともないし。ウタダヒカルも、まぁまぁってかんじだし。。。Cune、Super Butter Dogも、新曲に関しては、まぁまぁってとこかなぁ。

   一曲だけ、ずーっと引っかかってるのがあった。ずーっと、タイトルもアーティストも知らなかったが、今調べてやっとわかった。Norah Jonesの"Don't Know Why"。ベタな褒め方だけど、癒し系じゃないの。声がいい。雰囲気もいい。誰かがリッキー・リー・ジョーンズみたいだって書いてたけど、確かにそうかも。オフィシャルサイトを見たらライブヴァージョンがあったので聴いてみた。なかなかいいんではないだろうかと思う。ブルーノートだそうな。ふーん。そうなの。改めて聴いたら思ってたよりもちょっと地味っぽかったけど、そこがまたいい。今年の上半期、これ一曲。以上。

   て終わるのもちょっとなぁ。。。。じゃあ買ったCDは?これもあんまり、アタりはなかったような気がするなぁ。枚数は結構たくさん買ったんだけど。やっぱり印象に残ったのは旧譜ばかり。でも"Niagara Triangle Vol.2"はリイシューといえども新規に発売されたものなので、これはこれでいいか。20年前に発売されたときはまだレコードが買えるほどお金を持ってなかったので、ラジオ以外では初めて聴いたナイアガラトライアングル Vol.2。Vol.1と比べても全然聴き劣り(?)しない。きっと『音楽通』と呼ばれる人たちは伊藤銀次と山下達郎のVol.1を評価するんだろうけど、個人的にはVol.1よりも2の方が聴いてて面白いなぁ。大瀧詠一、全然前に出てないのがかえっていい。

   "A面で恋をして"は、ラジオだとだいたいワンコーラスくらいしかかからないから、当時はそこまで聴けなかった佐野元春のソロパート、発売20周年目にして初めて聴けた(笑)。大瀧さんの「アンジェリーナの、"ブルル"ってやつ。あれを行ってみろ。」の一言で生まれた、超インパクトのフレーズ。大瀧さん、それちょっと違うんじゃないのぉ?と思いつつも微笑ましい。全体的に、より普遍性があるVol.1よりはもっと実験的になってるというか。それが80年代っぽく成功してる感じがする。だから今聴くとちょっと古いかなと言うところもあるような気がするが、俺はそっちの方が好きだ。80年代の人間だからな。



(7/3)脱 Radio Head ?!

   7月。去年のちょうど今頃のこのコーナーを見たら、上半期のまとめみたいなことをやってたので、今年もやろうかなーと思ってちょっと止まった。最近あんまりラジオを聴いてないことに気がついた。うーむ、これはよくないかも。ラジオの代わりにツタヤでCDを借りてくるようになったってことか。それに買うCDの枚数も前よりすこし増えた。かね、かかるな。それと、いつも聴いてる放送局に少し飽きてきたってのもあるな。なんかいっつも同じ番組だし。細野さんの番組は終わっちゃって、別の局でまた再開されたけど、一度しか聴いてない。時間も短くなっちゃったし。

   最近のFMのDJって、AMみたいにつまんないこというくせになんかカッコつけちゃってるやつばっかりだなぁ。だったらほんとにAMみたいに思いっきりサバけちゃったほうが面白いのに。それから、コンパニオンとか司会者上がりの女DJが増えたのもウゼぇ。営業喋り、知ったかぶり、やめてくれー。。。

   地上波だとこれ以上放送局は増えないだろうから、インターネットラジオに期待するしかないか。。でも日本のインターネットラジオって、ほんとにつまんないんだよなーまだ。ていうか、センスのいいDJがたくさん出てくれればどこのラジオ局でも別にかまわないんだけどね。



(7/2)セケンの波と、ム関係

   宇多田のニューアルバムが早くも今年上半期最大の売り上げに達したとか、そんなニュースが聞こえてくる中、なぜかCDウォークマンの中にはいまごろ"Distance"。感想。天才少女の歌も、さすがにずーっと聴いてると飽きるかな。。。「そんなことないやい!」と言う声がそこかしこから聞こえてきそうだ。あ、あの"Distance"って曲、Bメロと、サビの終わりんとこが、とてもしなやかでいいねぇ。一応フォロー(笑)。

   先週くらいからのブーム。"80's"。なぜか思い立ってツタヤで借りてきたのが"Footloose"と"Thriller"。ケニーロギンスかっこよすぎ。でも洋画のサントラなのに聴いてるとなぜか大映ドラマの方を思い出すから不思議。「イソップー!」そして、当時はどこの友達の家へ行ってもたいてい聴くことができた"Thriller"。そういうのは絶対レコード買わなかったから、未だにうちにはマイケルジャクソン(ソロ)の音源がない。久々に聴いたら、やっぱクインシージョーンズすげぇ。センス良すぎ。あなどれねー。80年代。

   味を占めて今週借りてきたのはおんなじマイケルの"Off The Wall"と、ホイットニーヒューストンのファースト。スリラーに比べると地味かなと言うイメージの"Off The Wall"も、負けず劣らずすごかった。Groovy Pop Tune 満載。「今夜はドントストップ」今夜はってなんでやねん。カッティングのギターがキモちいい。この調子でWhitneyも行ってみよう。。。そういえば昔ミュージックスクールで(掃除の)バイトしてたとき、毎週毎週決まった曜日の朝になるとおんなじ部屋から、"Always Love You"をモノスゴい音痴な女の人が歌ってるのが、聞こえてきたのを思い出した。うげ。ありゃー気持ち悪かったなあー。

   おっとと、いやいや、ホイットニーはやっぱりファーストでしょ。



(7/2)ゲキツユ

   梅雨らしいのは、風情があるけど、ウザい。



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